食べてキレイになれるごはんとおやつ連載Vol.12【きのことごぼうの薬膳ポタージュ】

美味しいものを食べると、幸せな気分になる。時には、ストレスも和らいで、疲れもほどけていく。そして、せっかく食べるならカラダにいいものがいい。
この連載では、ウェルネスフードアドバイザーの安田光絵が、罪悪感なく食べられて、健康と美肌の手助けをしてくれるごはんとおやつをご紹介します。
最新の栄養学を参考に、妊婦さんやお子さんも安心して食べられるレシピを考えました。忙しい毎日でもササッと作れるようにできるだけ簡単、時短を目指しています。肌もカラダも精神的にも健やかな毎日のために、役立てていただけると嬉しいです。

Vol.12
きのことごぼうの薬膳ポタージュ

recipe
食欲の秋。まさに、この季節は美味しい食材が豊富で、つい食べ過ぎてしまいがち。同時に、季節の変わり目で体調にも変化が起きやすく、肌荒れしやすい時期でもあります。この時期になると、必ず作るのが、腸活を促しつつ滋養強壮に効果のある薬膳のスープ。きのことゴボウの食物繊維のおかげで、腸内環境が整いお通じが良好になるからダイエットに最適!さらに薬膳食材が体調を健やかにして疲労回復を促し、免疫力を高めて風邪を予防してくれます。薬膳というと、敷居が高く感じますが、スーパーで買えるクコの実と松の実を使用しているので、とっても手軽。思い立ったらその日に作れるお手軽メニューでもあります。
多種のきのこの濃厚な旨味をぜひ楽しんでください。

材料

お好きなきのこ 3パック
(今回はしめじ、えのき、エリンギを使用しましたが、しいたけや舞茸もおすすめです)
バター 大さじ1
にんにく 1片
玉ねぎ 2分の1個
クコの実 大さじ2
松の実 大さじ2
野菜だし 1袋かコンソメキューブ1個
水 1カップ
牛乳 1カップ(アーモンドミルクなど他のミルクでも代用可)
塩 小さじ1

1, クコの実を水につけて15分前後戻しておく。

2, きのことごぼうを乱切りにする。

3, 鍋にバターを熱し、みじん切りにしたにんにくを入れ、香りが出たら薄切りにした玉ねぎを炒める。

4, 2と、戻したクコの実 大さじ1と松の実 大さじ1、塩を入れてしんなりするまで弱めの中火で炒める。

5, 水(分量外)をひたひたになるまで加え、さらに野菜だしを入れ、沸騰したら蓋をして弱火で20分煮る。蓋をしたまま15分蒸らす。

6, 水と牛乳を加え、バーミックスかミキサーにかける。

7, 火にかけひと煮立ちし、塩で味を整えて完成!

◆今回使用したクコの実と松の実はユウキ食品のものを使用。

スーパーやネット、中華食材店などで購入できます。

今回使用したきのこの代表的な効能

●しめじ:リジンが疲労回復、免疫力をアップさせる。オルニチンが肝機能を高め、成長ホルモンの分泌を促進。
●えのき:ビタミンB1、B2が疲労回復、肌荒れを防止。塩分排出を促し、むくみを解消。
●エリンギ:βグルガンが高血圧を予防し免疫力を上げる。また、葉酸も多く含まれるので妊婦さんにもおすすめ。

今回使用した薬膳食材の代表的な効能

●クコの実:英語名でゴジベリー。強い抗酸化作用で美白、アンチエイジングに効果的。ビタミン類、カルシウム、鉄などが含まれ、滋養強壮薬としても使われる。さらに、中国では「明眼子」と呼ばれ、漢方薬としても使われる。
●松の実:中国では「1日3回食べれば仙人になれる」と呼ばれるほど、栄養豊富な食材。不飽和脂肪酸が多く、便通をスムーズに促進し、悪玉コレステロールを低下させる。さらに、オメガ3が、アレルギーなどの炎症を抑える。